ジャニーズ事務所の創業者にして社長のジャニー喜多川さんが7月9日、入院中だった病院でお亡くなりになりました。ジャニー喜多川さんは、6月18日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため、日赤病院に救急搬送され、その後の容体について心配の声が上がっていました。
ジャニー喜多川さんと言えば、1960・70年代のフォーリーブスや郷ひろみに始まり、2018年にCDデビューとなったキンプリまで、どの世代の女性からも愛される男性スターを輩出・育成してくれたお父さん的存在の人物。
でも顔写真を撮られることを嫌い、あまり表には出てこないため謎に包まれた人物でもあります。
今回は、ジャニー喜多川さんの若い頃がハーフでイケメン?との噂が本当なのか、そして、凄すぎると言われる自宅や年収について調べてみました。
ジャニー喜多川の若い頃がハーフのイケメン?【画像】
ジャニー喜多川さんの若い頃がイケメン、として紹介されているのがこちらの顔画像。
ジャニー喜多川さんの年齢は現在、87歳なので、若い頃の写真は白黒でもおかしくないかもしれないですが、出どころを調べてみると、これらの顔写真は、ジャニー喜多川さんではなく、ジャニーさんんの父親で僧侶の喜多川諦道(きたがわたいどう)さんのものでした。
2枚目の写真を見ると、よく僧侶が首にかけている輪袈裟(わげさ)を付けていますね。
父親の喜多川諦道さんと母親の栄子さんの顔画像がこちら。
ジャニー喜多川さんの父親は大分県生まれの日本人で、母親の栄子さんも日本人、つまり、ジャニー喜多川さんはハーフではありません。
ですが、ジャニー喜多川さんは、父親がアメリカ・ロサンゼルスの高野山真言宗・高野山米国別院の第三代主監中だった1931年10月23日にアメリカで生まれているので、アメリカ国籍を持っていて、喜多川擴(ひろむ)という日本語名と、John Hiromu Kitagwaという英語名を持っています。
兄弟は、姉のメリー喜多川(本名・泰子)さん、兄の真一(まさかず)さん、そして、ジャニー喜多川(本名・擴・ひろむ)さんの3姉弟。
1933年に一家は日本へ帰国しますが、翌1934年に母親の栄子さんが亡くなり、それ以降は、姉のメリー喜多川さんが2人の弟の母親代わりになったのだそう。
ジャニー喜多川さんは姉のメリー喜多川さんには逆らえないと言われていますが、その背景には、こういった昔からの事情が関係しているようです。
第二次大戦後の1947年に、3姉弟は、再びアメリカに渡り、ジャニー喜多川さんは、現地の高校、そして、ロサンゼルスい市立大学を卒業します。なので、英語はペラペラってことですね。
アメリカ国籍を持っていたため、1952年からは兵役義務で、朝鮮戦争にアメリカ兵として徴兵されています。除隊後はアメリカに戻らず、日本に滞在し、上智大学比較文化学部(現・国際教養部)に社会人入学して卒業しています。
その頃のジャニー喜多川さん顔写真も見つからず、次にみつかった若い頃がこちらです。
一緒にいるのは、少年隊の植草克秀さんでしょうか。仮面舞踏会でデビューした1985年頃とすると、その時のジャニー喜多川さんの年齢は、54歳。原宿のナマ写真屋でたまたま見つかったものだそうで、撮影者はジャニーさんとは知らずに撮ってしまったのではとのこと。
そして、こちらは、キムタクの後ろに写るジャニー喜多川さん。
キムタクが20代の頃だとすると、ジャニー喜多川さんは60代。60代にしては若く見えますね。
そして、2003年頃のジャニー喜多川さんの顔写真がこちら。
東スポが2011年にジャニー喜多川さんの自宅マンションに男が侵入して立てこもった事件を報じた際のものなのですが、ジャニー喜多川さんの素顔写真は2003年5月に撮られたものとのこと。
「その人は撮っちゃダメだよ!」と言われる中、何カットか撮ったものの中の1つだそう。
その時のジャニー喜多川さんの印象について、「こぎれいな身なりで独特のオーラを放つ、身長160センチほどの老紳士」と表現しています。
そして、現在のジャニー喜多川さんについては、元ジャニーズJr.で、ジャニーさんの暴露本を執筆しているライター・実業家の平木淳也さんが、「肌も髪の毛も真っ白だよ!」と話しています。
ジャニーさんのニュースで使われている写真、随分と昔に俺が提供したものだ!! 現在のジャニーさんは真っ白だよ! 肌も髪の毛も! そんなことより、回復を祈ってます!
— 平本淳也 (@JUNYA_HIRAMOTO) 2019年6月19日
一番最近のジャニー喜多川さんの写真というと、文春が公開したこちらで、昨年2018年12月に撮影されたものだそうです。
ジャニー喜多川氏逝く ”生涯プロデューサー”が生前に話したSMAPの思い出「歌は下手だったけど……」
「キンプリの平野紫耀をはじめ、デビュー組もかつてはよく家に行っていました。ジャニーさんの手料理は絶品でガーリックライスやフレンチトーストの味は忘れられない」https://t.co/68ygylzbyT
— 文春くん公式 (@bunshunho2386) 2019年7月9日
ジャニー喜多川の自宅や年収が凄すぎる!!
ジャニー喜多川さんの自宅と言われているのが、東京・渋谷区の高級タワーマンション「青山パークタワー」。
住所:東京都渋谷区渋谷1-19-18
築年数:2003年3月(築16年)
階数:地上34階 地下2階
総戸数:314戸
渋谷駅と表参道を結ぶ丘にそびえ立っているので、ああ、あの目立つタワー、と思い出す人も多いのではないでしょうか。
ジャニー喜多川さんの自宅が「青山パークタワー」であることがバレてしまったのは、先ほど話した2011年に起こった自宅マンションでの立てこもり事件でした。
ズバリのマンション名は報じられなかったものの、「ジャニー氏の所有する渋谷区のこのマンションAは、三井不動産の手掛ける”パークタワー”シリーズの中でも最高傑作と呼び声の高い物件です。(cyzowoman.com)」と報じられたことによります。
サイゾーウーマンによると、ジャニーズ事務所は「青山パークタワー」の最上階を含む4部屋購入し、ジャニー喜多川さんの自宅は最上階の34階の1部屋で、もう1部屋が、ジャニーズ事務所のタレントが泊まることのできる合宿所のように使われているとのこと。
部屋の広さは230平米超で、リビングが50帖、浴室が20帖以上で、一時は14億円以上の値がついたことがあるんだとか。
2003年当時、浜崎あゆみさんが、この「青山パークタワー」の最上階の1部屋を10億円で購入しようとしていた、なんて噂もありました。
今だと、2019年5月に、34階(234.58平米)の部屋が9億8500万円で売りに出ています。
パノラマビューのリビング、
浴室からも夜景が楽しめる!
自宅の立てこもり事件で、場所がばれた後、引っ越してしまった可能性もありますが(7億円で売りに出したとの噂あり)、引っ越したとすれば、渋谷区か港区の「青山パークタワー」相当の高級タワーマンションになるでしょう。
6月18日に自宅で倒れたジャニー喜多川さんが救急搬送されたのが、いつも通っていた大学病院ではなく、渋谷区広尾の日赤病院だったことからも、自宅は渋谷区か港区にある可能性が高そうです。
そして、ジャニー喜多川さんの年収ですが、ジャニーズ事務所は非上場なので、売上高を公表していませんが、高額納税者番付が最後に発表された2004年で、ジャニー喜多川さんの納税額が3億3126円→推定年収は9億円。
ジャニー喜多川さんに続いて、副社長のメリー喜多川さんも推定年収9億円、メリーさんの娘の藤島ジュリー景子さんが推定年収6億5000万円。この年のジャニーズメンバーで一番稼いだのは中居正広さんで年収5億円だそう。
さらに、この年のジャニーズ事務所の申告所得は71億9300万円だったそうで、そこから利益率10%で計算すると、年商は700億円にのぼるとのこと(週間実話)。
2004年以降もSMAP、そして嵐を稼ぎ頭として、年商1000億円を超えているとなると、ジャニーさん、メリーさんの年収は単純計算で13億円。
ジャニー喜多川さんの資産は、軽く100億円は超えていそうです。
ジャニー喜多川さんは、今年、2019年4月に、資産の一部である1億円の高級マンションの一室を15歳になる姪(藤島ジュリー景子の娘)に贈与したことなども報じられていました。何かの時のことを考えて生前贈与を少しずつ進めていたようです。